親不知を抜いた後の出来事 これからやる人達にむけての傾向と対策
こんにちは石屋のけんすけこと清水健介です。今回も抜歯ネタで申し訳ないのですが、軽くポンポンと抜いちゃえば歯なんて大丈夫っすよ~。みたいな感じで行った親不知の抜歯ですが後日談を話そうかと。
前回の親不知を抜く時のお話はこちらからどうぞ。
これは誰にでも起こりうる話で僕の経験を通してこれから抜く人に対処法として見ていただければと思います。
月末ですので色々なところへ支払いなどに行くわけですが、建材屋さんに顔の輪郭変わった?などとそっこーで言われて
実はうんぬんかんぬんでと親不知を抜いたことを話したら
俺の時代はノミとハンマーで叩き割られてさ、でも取れなくて半年ほっておいたんだよ!
って言われましてそれってドラマとかでやっていた「JIN – 仁」じゃないですか!顎の骨まで衝撃いったんじゃないですか?大丈夫でしたか?などと会話が弾む始末…。営業トークにも顔の腫れって効くのね。
ということでその後の話しから。
医院を出る際にお見送りしてくれたこれ。
はい。そんな術後なのですが
歯医者さんの指示で帰宅後すぐに痛み止めを飲んでくださいとのことでした。処方されたのはボルタレンというもの。ロキソニンより強い薬だそうです。麻酔が効き終わる頃を見計らって痛み止めが効く時間を逆算したんですね。
いやいや今の痛みどめって本当に効くのね。ブログ更新なんかもしたりでへっちゃらだな~。 などと思っていたのですが、そうは問屋がおろさないわけです。
でも、そういえばこいつの存在を忘れてましたよ…。
ふっふっふっ… 抜いて終わりだと思っていませんよね健介さん?これからですよ 大変なのはね…。
本当の意味での抜歯の試練を知るのはこれからだったのです。
痛くて口があかない…。
こんな経験したこともなかったので非常に焦りました。
口が開かない
何かを食べようにも口が全然開かないため、歯が邪魔をして食べ物を口に入れることができないのです。
さて何を食べようかと思いつつももう固形物は無理だと食べるのを断念して、ポタージュスープとパンを食べようかと思いました。
さてさてここからが一苦労。パンは柔らかいから何とか口には入ると思っていた…。
でも
ちぎって本当に小さくしないと口に入らない。てか、まずもって耳の部分が硬くて、この状態の僕の顎の状態では噛みきれないわけです…。ショックだよね。
パンの内側の柔らかい部分。これもキツイ…。
ポタージュスープにつけて柔らかくなったものをチョビチョビちぎってギリギリ食べれるくらいなわけです。
情けなくなってくるよね。
そして苦しめられたのがスープの中のクルトン。
これは難敵だった。
まずクルトン分の口を空けられないためふやけた部分を無理やり入れます。
前歯付近は通っても今度は噛むための口の上下運動ができない。ギリギリいけそうだと思ってもふやけたはずのクルトンの硬度たるや…。ダイヤモンドじゃねえかってくらいに硬かったですわ…。
はい。断念です…。
口の感覚はおかしく、ペットボトルで水を飲もうならボタボタとこぼしてしまいます。だもんでストローで水をコップから飲む始末…。結局1/10くらいしかパンは食べれず、ポタージュスープはクルトン残しで食事が終了しました。
食事にかなりの時間がかかったので痛みどめが飲める時間となり、薬を飲んでなんとか落ち着きました。
いやいや、むなしさがこみ上げてきます。
お風呂や運動などの血行が良くなることはNGなので安静にしておいてとのこと。まぁ基本じっとしていたのですが、トムハンクス主演の映画がやっており見ていたのですが、もう寝ようと思い布団へと入ったのですが…。
感じる重力
顎を引っ張る地球の引力
どの状態で寝ても顎が地球のほうへ引っ張られるのです。
あれ…。
これ寝れないぞ…。
人間はこんな力と絶えず闘っているのか…とわけのわからないことを考えながら頭の位置を試行錯誤すること数十回。全然ダメでした。
今思えばこの時間くらいから痛み止めの効果が薄れてきていたのですかね。2時ころまで寝つけなかったです。6時間間隔の縛りがとけ痛みみどめを飲んでなんとか落ち着き就寝できた感じです。
術後3日目ですが、顔は冒頭の状態。縫っているので抜糸まであと数日 我慢の日々が続きます。今は痛みがひいてきましたよ。一日目は最悪だったな…。
親不知のまとめ
- 術後1~2日くらいだけどストローは必要。
- 食事はスープ類もしくはプリンやゼリーなどの噛まないものが絶対いい。
- 抜歯後2~3日休めるもしくはハードな仕事をしない状況であることが抜歯に臨む前提。
- 顔が腫れる可能性があるので企業の受付のお姉さんとかは…休みを取る!
- 営業さんなら顔が腫れていることを会話の糸口として使う。
- 冗談じゃなく口が開かないので、ちょかい出してくるやつがいる場合は距離を置く。
- 上の親不知と下の親不知を比べてはならぬ。決して。
以上となります。
参考になったかな??
この記事を書いた人
- 創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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