世の中が変わっている。石材業界もまたその渦中にいることを忘れてはいけない。

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こんにちは。石屋のけんすけこと清水健介です。

先日は業界の会で恒例になっている旅行へ行っていました。東京から飛行機で行ったのですが、搭乗したユナイテッド航空内での景色が僕の知っているものと全然違っていた。

そんなことを振り返りながらのブログです。

スマホはすでに持っていて当たり前の世界

僕が国際線の飛行機で楽しみなのは機内での映画です。日本でまだ上映していないものもやっているし、3時間ちょいのフライトでさえ映画を観ていれば退屈はしないからです。

そんなことを思いながら飛行機に乗ってみると何か違和感が…。

たとえるならば

のっぺり

そこにあるものがこのユナイテッド航空にはなかったのです。

それは

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座席裏のディスプレイがない

最初は何だこれ??だったのですが、やがて驚嘆に変わりました。

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スマホホルダーがあるだけ

スゲー!! ユナイテッド航空という感じでした。

後輩がさっそく取り付けてみるとこのような感じに。

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ipadなども当然つけられる。

もうスマホやタブレット端末をみんな持っているでしょ?そっちのほうが液晶もいいだろうし、使い勝手もいい。だからもうそれ使ってよ。というもの。1つ注意点は事前にユナイテッド航空のアプリをダウンロードしなくては機内のWi-Fiに繋がっても見れないことかな。

※ビジネスクラスにはすごく良いディスプレイはあったと思います。

当然のことながらイヤホンもないです。自分のいいのもってるでしょ?じゃあそっちのほうが耳痛くならないから使ってくださいということでしょう。

さてさて

サービスが悪いとお客さんは思うでしょうか?

まぁ思う人もいるかもしれないけれど、考えてみるとJR山の手線に乗っていると8割の人がスマホでゲームをやったり、ニュースを見たり、ラインをやったりしている。

みんなもうスマホ持っているんだよね。

だからディスプレイつける必要ないじゃん。その経費でイスをちょっと良いヤツにしようよという感じでした。

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シンプルだけど座り心地が良かった

この状況を見ながら自分が思ったよりも世界の進むスピードは早いと思いました。まぁ日本の場合は深情けな感じでここまではしないかもだけど、そこはアメリカ流。流れに乗れない人は置いていっちゃいますと言われた感じがしました。

その影響を日本人がうけるんだからこの変化は見過ごせないよね。僕らはこのような変化の中で生きているんだなと実感できた瞬間でした。

海洋散骨ってやっぱり憧れる?

石屋さんの先輩と海を見ながら色々なことを考えていたのですが、海洋散骨って憧れみたいなのがあるのかな~?と思っていました。 お骨の埋葬方法の1つとしてメディアで言われ始めてから数年が経ちました。

では実際にやる人はというと全体の5%にも満たないということです。

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こんな海への散骨を想像しますか?

好きだった海へお骨をまきたい
海へ還りたい

そのような気持ちもわからないわけではない。世界は先ほどの飛行機内のディスプレイの件のようにどんどん進んでいる。でも埋葬方式がどんどん進んでいるからと言ってどこでもしていいわけではないのです。

それは埋葬場所を法律によって定められているから。今の海洋散骨は法律のグレーの部分での施行です。

たしかに葬送の様式が変わっていることはたしかです。現実の法が追いついていないのもたしか。

でもある権利を認めた場合にその権利によって阻害される他人の権利もあるのです。

海はここからここまでって仕切れないですよね。海流もあるから当然お骨も流されてしまう。
海水浴客の権利は?魚業関係者の権利は?

非常に難しい問題だと思います。

こんなすべてが多様化してものすごいスピードで進んでいる世界の中で僕達は色々な選択をして仕事をしていかなくてはいけないんですよね。

海を見ながらそのようなことを考えていたわけです。

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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