職人達に愛情を。雨の日の解体はそりゃしんどい。

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梅雨ですね…。もう枕ことばのように最近は言ってます。どうも石屋のけんすけこと清水健介です。

お墓の工事は外工事が圧倒的に多いです。施行には墓石用接着剤を使うので雨との相性はすこぶる悪い。そして解体工事は滑りやすく、土をいじったりしようものなら辺りをあっという間に泥だらけにしてしまいます。

それでも男には

やるっきゃない時があるんですわ!

一週間休みにとかできないもんね。さすがに…。

午前中に現場確認に行ってこのような状態が

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解体工事途中 まだ綺麗にはなっていない。

このような状態までできていましたよ~。

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外柵共有の切り取り部分もうまくいった。

最近このような外柵共有の墓所解体が多い…。外柵の切り取り工事は本当にしんどいものなんです。以前書いた外柵共有の話しはこちらも見てね。

一方その頃 僕はというと…。

都内某所にて打ち合わせをしておりました。

「やっといて!ほんじゃ。」とまでは言っていないですが、「お願いします!」くらいで現場を出ていった僕…。職人達は仕事なのでそりゃ やりますよ。でもさ、やっぱり雨に打たれて精神的にもまいるんですよ。

それでもやらなきゃいけない。天候は悪くなる一方…。

専務… ヘルプ…

そんな心の声が会議中 僕に聞こえたとか聞こえないとか…。

僕は会議が終わり

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会社にそっこーで戻ってきて

からのーー

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現場にかけつけました!

雨の中の解体なので案の定、参道が泥で汚れておりました。

参道の泥は厄介でちゃんと落とさないと、多少の雨では残ってしまうんです。お参りの方やお寺さんへ不快な思いをさせるわけにはいかないのです。なのでこんなものを軽トラで持って行ってあげて参道洗いのヘルプに入りましたよ~。一人のヘルプがあるのとないのとでは全然違うからね。

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水道にホースとガンを取り付けることによって格段に作業効率が上がる

やれ!というのは言い。でもまずは自分も一緒に汗を流してからにしよう。

僕はこんなことをいつも思って仕事をしていますよ。結局どれだけ一緒に汗して仕事したかだからね。職人達との信頼関係とはこういうものです。

参道も綺麗になりましたので満足満足。これで明日も引き続き別の施行工事に入れますね。

ワンポイント

普通のホースにガンを付けても圧力が高まりません。水の勢いもなく汚れも落ちないんですね。このホースをよく見て。あみあみになっているでしょ。強化版のやつなんですよ。高圧用ホースってのかな。これなら水圧に耐えて(ゴムホースが伸びることなく圧力がかかる。)勢いよく水が出るということなんです。高圧洗浄機までは買いたくないという方にお勧めかな。

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それではまた~。

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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