こんばんは。石屋のけんすけこと清水健介です。
今年も残すところ数時間となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨日は日ごろからお世話になっているお寺さんの恒例行事であるお餅つきをやっておりました。昨年からの参加なのですが、もち米を蒸かすために井戸水を薪で焚いて温めるところから始めるわけです。
ねっ。本格的でしょ。というか本格も何もすべて数十年前から全く変わっていません。日本人がずーーっとやってきたことです。
もち米を蒸かすための水を清めるために塩。
もち米を一昼夜水につけたものをザルにとって水気を切っておいてありました。せいろに入れて蒸すためのお米の計量係を僕は担当していました。
餅つきってとにかくマンパワーが必要。すごく大変なんだけどやり応えがある伝統的な行事ですね。この餅つきは”つき手”といわれる人が一番重要。今回はお寺さんの息子さんの同級生が多く来てくれていました。
もう彼らはベテランの粋で、今年で10年くらいのキャリアになるのだそう。
それではかれらのパフォーマンスにも見える凄い餅つきの動画をどうぞ!
彼らは小さい頃から何年もやってるのでプロ級の餅つきだね pic.twitter.com/WaRoCwZCfE
— 清水健介 心を伝える上板橋の石屋さん (@porcellino34) December 30, 2017
ねっ!まじで凄いでしょ。
阿吽の呼吸とはまさにこのことだよね。
小さい子供もまじってペッタンペタン!!
こうやってつきあがったお餅を餅職人(職業陶芸家)によって綺麗に成形されていきます。
苦労してできあがったお餅は非常に感慨深いです。
日本は八百万の神がいると考えられているので火の神様、水の神様などへお供えするためにこうやってつくられた鏡餅はお寺さんの台所や水場などの各所にお供えするわけです。
さて、こうやってお餅つきは終わりまして2017年を振り返ってみるとうちらの業界では『お墓終い』というキーワードが踊っていたように思います。
それはまるでブームのようでもあり…。
本来は誰かがやっているから自分も!みたいなものではないのですが、多くの方がこのような決断をした気がします。
2018年もこのような動きは加速していくことと思います。僕からはこのような動きに歯止めをかける!とかそんな大そうなことはできません。1つ言えるのネットでの情報をうけて“一般的には”などという頭にならないでほしいということですね。
一般的という言葉の意味ですが
お墓終いの価格にしても
解体のやり方にしてもです。
ネットで調べることを否定するつもりはありません。ですが、必要な情報というものはいつの時代でも現場にあります。ですので何か行動を起こそうという時には必ず現場にいる僕らに聞いていただきたいのです。
他にも2017年は新しいことを色々スタートさせた年だったように思います。スタートさせたものがかなりの数になり質が伴っていないところもありました。でもとにかく頭で考えるよりも市場に出してみてやってみたほうがいいということが実感としてメチャメチャありました。
色々ブラッシュアップしなくてはいけませんが2018年はホップステップジャンプのような形で飛躍の年になって行ければいいと思います。
みなさんにとって2017年はどのような年でしたか?
それでは皆様よいお年を。
2018年もやってやる!!
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この記事を書いた人
- 創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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