冷たい雨の一日降りしきる東京でした。どうも石屋のけんすけこと清水健介です。
本日、2021.3.8はいよいよ待ちわびましたシン・エヴァンゲリオン劇場版:||の公開日です。
もうめちゃめちゃ見に行きたいです。
…ですが仕事なわけで、雨の中お墓の施工をする職人達を労いにお寺さんを回っておりました。寒かった。職人達はもっと寒い。
まぁ今はお彼岸前なわけで 少しハードなわけですが、一息つきましたら映画館へ足を運ぼうと思いますわ。
コロナより花粉症の方がもっと怖い僕ですが、今日は雨のせいもあって?鼻水もまぁ楽でして比較的快調。いや、しかしそれよか寒い。そのことにつきますね。東京ですが、、、
そんな雨の東京で僕はあるお客さんと対峙しておりました。
お墓にお戒名彫刻をしていないのですがいいのでしょうか?するべきですか??
はい。
この質問って結構多いんですね。まぁまずは前提条件とか情報をすこし。
まずお墓にはお骨を入れるための機能がありますが、もう一つの機能としては亡くなった人の名前やお戒名(法名ともいったりする)没年月日そして亡くなった年齢を刻むことによって後世へ遺すということもできます。
「できます」
という微妙な表現を使ったのですが、理由もありまして。規約などに絶対に戒名彫刻をしなければいけない。などの表記がない限りは強制ではないんですよね。
ただですよ。
基本的には亡くなった順に彫刻されていくわけですが、もし彫刻をまちまちに行なった場合 一人の人は彫刻され、一人の人は彫刻されないということも起きうるわけで…。
僕個人の意見ではありますが いつもお話しさせていただくのですは、亡くなった人に対して優劣を付けるべきではないというのが持論であります。
同じ家で亡くなった人がいるとしましょう。
平成20年一人はお戒名が彫刻されています。
平成29年一人はお戒名が彫刻をしませんでした。
その後、令和3年に新たに亡くなった方がいたとします。この方は彫刻したいというご要望があった場合に
平成29年に亡くなった方はどうなるのでしょうか。
ね。同じ亡くなった人なのに不平等感が出ると思いません??
まぁこんな簡単に話は終わるわけはないのですが。、個別案件で深く深ーーーーくお話をお聞きしながら解決策を探っていくわけですが、基本的には先ほどのやつですね。
亡くなった人に対して優劣を付けるべきではない。
どんな理由があれどもです。うん。
ですので、ほぼ僕の解決策のご提示としては全部彫刻するか、または彫刻しないか
ということになります。
一度彫刻したものは、石材表面を磨き直しなどをしないと修正は効きません。いろいろ考えると思いますがぜひ先ほどの僕の考えをぜひご自身の胸の中で問うてほしいですね。
それではまた。
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この記事を書いた人
- 創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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