お盆の迎え火 昔懐かしの東京の風景

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こんにちわ。石屋のけんすけこと清水健介です。今日は東京お盆の迎え火の日ですね。ですが、雨は降るは湿度はMAXだわで不快指数が高かった日だと思います。

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降ったり止んだり雨模様

今日の僕はお寺に一日いたのですが霧?モヤ?もう水蒸気があり過ぎて大変なことになっていました。そんな僕はお寺にて何をしていたかといいますと僕のツイートを引用しまして

毎年このような内容を繰り返しやっています。先日のお施餓鬼からお盆にかけてはお寺さんの檀家さんのほとんどの方と顔を合わすので皆さんの体調の変化などが気になるわけです。今日も体大丈夫ですか?坂道きつくない?とかお水を持ってあげたりしておりました。雨降ってるから大変だしね。

さてさて、雨模様だったためお墓での仕事を早めに切り上げてきまして先ほど帰ってきました。日も暮れてきましていよいよ

迎え火を焚く

わけです。

うちの父は厳格でしてお盆の迎え火は昔ながらの方法を今でもやっています。※地域によってやり方は全然異なります。東京でもお墓のお線香の火を提灯にともして帰る場合もある。おそらく清水家のこのやり方は庭などがある農家のやり方では?庭もうないけどね!

ほうろくの上に着火剤としてのティッシュペーパーを置きましておがらを組みます。

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年代物のほうろく

火をつけましてご先祖さんが帰ってくる目印とします。

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火をお線香にうつし、お仏壇のろうそくへ移す

そしてですね~。

この火をまたぐんです!
自分そして家族が病気をしないようにと祈るためだそう。
江戸時代からこのような風習は始まったらしいです。

うちの家はかなりの街道沿いにあります。ですので小さい頃お盆になる度に憂鬱でした。何でこんなことやるのか?

はずかしいじゃん!
友達に見られたらイジられる…。

この火を見ているとそんな事を思い出すわけです。しかし、今では違う感情があります。やはり自分が今の仕事が出来ているのも先祖さんのおかげだと思うので、この行事を自分のなかで今でもやれていることに何か誇らしげ?に思うわけです。“?”にしたのはちょっと言葉が思い浮かばないから~。

行事などは本当にすたれて消えていくもので、消えていったものは数知れずです。続けていくほうが大変。でもお盆くらいはちゃんとこういう事やらなきゃね。

いやいや年かね…。こんなこと思うなんて。30代ですが!

さてさて、皆さんも(東京地域)お盆の期間くらいは家で家族・ご先祖さんと一緒にご飯たべて昔の話に花を咲かせてみてくださいね~。じいさんこれ好きだったよな~ってね。

結局その会話が重要。
迎え火やっただけじゃダメ

ではでは。

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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